不動の位置をほこるイヤホン ER4SR

イヤホンは数多くあります。オープンイヤーが好きな人、カナル型で没頭したい人、耳掛け式で衣擦れノイズを低減したい人。様々な人にとって「これが一番」というイヤホンの形があると思います。今回はカナル型の中でも特に有名なイヤホンを紹介したいと思います。

ER4SR

ER4SRは前身であるER-4Sの改良版です。ER4Sをうっかり壊してしまったため再購入しようとしたところ、販売元のEtymotic Research社がER-4Sを売っていないことに気がつきました。その代わり、廉価版のER3SEや後継機種のER4SRが販売されていることに気がつきました。かなりのお値段であるため、購入することをためらいはしたものの、一度ER4Sに慣れてしまうと他のイヤホンに戻ることができません。冷や汗をかきながら購入しました。

ER4SRの構造

一般的にバランスドアーマチュア型は小型化することが難しいと言われています。ER4Sは横になったりすると耳に突き刺さり不快感を感じました。ER4SRは構造を変えたようで、耳に沿うような形になり、横になっても不快感を覚えることはありません。バランスドアーマチュア型の音を作る構造は単純に言ってしまえば、コイルが音の信号を受け取った時に板が振動してその振動を振動板がキャッチして音が出るというものです。その構造がクリアな音を出す要因だと言われています。

前身のER4Sが特殊な2pinでリケーブルすることが難しいものでした。今回大きく改善された点はケーブルがmmcxになったことではないでしょうか。自宅に眠っているmmcx対応ケーブルを付け替えて音の変化を楽しむこともできます。オリジナルのケーブルもER4SRになったことで短くなり取り回しが良くなりました。

ER4SRの音質

ER4SRはBA型の頂点の一角を担うのではないかと思えるクリアな音です。音の再現性が素晴らしく、特に中音域から高音域までの範囲を得意としています。一方でER4SRは低音重視の方には物足りない音に聞こえると思います。

ER4SRを販売しているEtymotic Research社自体は元々補聴器を作る会社だったようです。それゆえに原音に忠実さを追い求める姿勢ということも自ずとわかります。実際にBA型イヤホン等は医療機器にも使われているくらいです。

BA型はクリアな音質を極めているため必然的にハイクラスなイヤホンとなってしまいます。もちろんハイクラスなイヤホンはお値段がお高くなってしまいます。なかなか手が出せないものですが、このER4SRは値段にうそいつわりはありません

何本ものイヤホンを購入したり、リケーブルの沼にはまってしまう前にER4SRで音楽体験をしてみることをお勧めします。

まとめ

後継機となると、長年使っていたものの愛着から、何かここがダメになったとかもうちょっとこうならなかったのかなどとうがった見方をしがちです。しかし、ER4SRは完全改良です。音質、装着感、ケーブル問題など全てが改善されています。購入して正直驚きました。あとはオーディオ機器本体や音の圧縮方法で変わってくるのでしょうが、mp3でも全くもって問題ない感じを受けました。BA型で迷ったらER4SRだと思います。


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Etymotic スタジオリファレンスイヤホン BA型 ER4SR

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